メー ルマガジン「ベトナム株情報」
VOL.281
2014.07.16
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CONTENTS
01. 大手上場企業の高配当続出―海外での上場狙いイメージアップ
02. 週間☆アクセス数上位ランキング!
特集(2014年07月07日~2014年07月13日)
03. 噂のうわさ話
フンブオン水産[HVG]
04. サイゴン・街角風景
「ホーチミンの最高層ビル」
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01. 大手上場企業の高配当続出―海外での上場狙いイメージアップ |
最近、幾つかの大手上場企業が、配当支払に数兆ドンに上る巨額な資金を
支出する計画を発表している。この数年間配当を実施していなかったにも関わらず、
昨年の配当を高い水準で決定した企業や、当初の配当計画を上方修正した企業もある。
ビングループ[VIC](Vingroup)は先週末の取締役会で、2013年までの累積利益を
原資とする現金配当及び株式配当実施案を株主総会に提出することを決定した。
詳細は以下の通り。
<現金配当>
・配当:1株2149ドン(約10.5円)(額面比21.49%)
・支払総額:1兆9980億ドン(約96億円)
<株式配当>
・発行株式数:4億5273万4000株
・割当比率:1000対487
・発行総額:4兆5273億ドン(約217億円)
・発行後の資本金:13兆8237億ドン(約660億円)
また、VIC傘下のサイドン都市開発投資[SDI](Saidong Urban Development & Investment)も、
2012年及び2013年の現金配当を合わせて1株1万1875ドン(約57円)とすることを発表した。
注目すべきは、配当向け支払総額が1兆4250億ドン(約68億円)で、この2年の利益を
全て出し切ってしまう点だ。VICはSDI株の74%を保有しており、
この配当から1兆0550億ドン(約50億円)を獲得する見通しだ。
マサンインベストメントグループ[MSN](Masan Group)は、過去4年に年間利益1兆ドン
(約48億円)余りを獲得していたにも関わらず、配当を実施していなかったが、突如として
MSN傘下のマサン消費財(Masan Consumer)が2013年の配当及び2014年の
臨時配当を合わせて1万1000ドン(約53円)で実施することを明らかにした。
支払総額は5兆8000億ドン(約278億円)。
このほかにも、FPT情報通信[FPT](FPT Holdings)やペトロベトナムガス[GAS](PV GAS)、
ぺトロベトナム化学肥料[DPM](PVFCCo)などが2013年の配当計画を上昇修正している。
FPTは現金配当を2000ドン(約10円)から5500ドン(約26円)へ、GASは2000ドン(約10円)から
4200ドン(約20円)へ、DPMは額面比2500ドン(約12円)から5000ドン(約24円)へと引き上げた。
証券アナリストによると、大手企業が配当に多額の資金を拠出するのは、株主や
海外パートナーを満足させるというだけでなく、海外市場での株式上場計画に向け
自社イメージの向上を狙ったものだという。VICは年内に海外の証券取引所へ
1億2000万株を上場する計画だ。
もちろん、各企業の業績が好業績だったことも配当実施の理由の一つだ。
VICの昨年における売上高は前年の2.3倍に相当する18兆3780億ドン(約880億円)、
税引後利益は同3.8倍の7兆1490億ドン(約340億円)で、ともに過去最高額となった。
同社は、2011年・2012年配当は実施していない。マサン消費財の昨年における税引後利益は、
前年比+15%増の3兆2700億ドン(約156億円)。また、各社が保有している現金も豊富な状態にある。
例えば、2013年末時点におけるVICの現金・現金相当は8兆1000億ドン(約390億円)、
マサン消費財は3兆7000億ドン(約177億円)となっている。
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02. 週間☆アクセス数上位ランキング!(2014年07月07日~2014年07月13日) |
このコーナーでは、前週のベトナム株情報(www.viet-kabu.com)の
アクセス数の多かった記事を紹介いたします。
1 位 ハウザン製薬、ミャンマーで医薬品工場建設を計画
[2014/07/10 11:52 JST更新]
http://www.viet-kabu.com/news/hochiminh/140709074433.html
ブルームバーグによると、ハウザン製薬[DHG]は、ミャンマーで医薬品工場建設に
約910億ドン(約4億4000万円)を投資する計画だ。
現在、同社は地場企業との合弁を目指して交渉中で、早ければ2015年にも
工場建設に着手する見込み。ミャンマー工場ではベトナムで同社が
販売しているものと同種の抗生剤を生産し、ミャンマーでの販売を強化する。
同社のファン・ティ・ベト・ガー代表取締役によると、現在のミャンマーはベトナムの
10~15年前の状況に似ており、今後急発展する可能性があるという。
また、ミャンマーには製薬会社がまだ少ないことから優遇措置を受けられる見通しとなっている。
なお、同社の海外進出は、ベトナム政府が医薬品販売の規制を
強化したことに対応した動きと見られている。ベトナムでは2013年12月31日より、
医師の処方箋なしに処方薬を販売した場合の罰則が強化されている。
2 位 テーゾイジードン投資、14日にホーチミン証取へ上場―基準株価は6.8万ドン
[2014/07/08 14:21 JST更新]
http://www.viet-kabu.com/news/hochiminh/140708122048.html
ホーチミン証券取引所(HOSE)の発表によると、携帯端末・パソコン販売大手で、
オンライン販売サイト<thegioididong.com>を運営しているテーゾイジードン投資株式会社
(Mobile World=MWG)が今月14日にHOSEへ上場する。上場株式数は6272万株で、
取引基準株価は1株6万8000ドン(約325円)(値幅制限±20%)。
取引基準株価に基づくと、同社の時価総額は4兆2640億ドン(約204億円)となる。
MWGは今後1年半~2年以内に携帯端末・情報技術(IT)機器の
国内小売シェアを現在の25%から35%~40%へと拡大する計画だ。
<2011年~2013年における連結業績及び2014年の業績見通し>
2014年の連結業績見通しは、売上高が前年比+37%増の13兆0210億ドン(約620億円)、
税引後利益が同+68.3%増の4350億ドン(約20億8000万円)となっている。
同社の主要株主構成は、◇グエン・ドゥック・タイ氏:17.0%、◇チャン・レー・クアン氏:18.7%、
◇CDH Electric Bee:18.8%、◇メコンキャピタル:14.3%などとなっている。
3 位 テーゾイジードン投資、年初5か月の税引後利益2638億ドン―前年同期の4.5倍
[2014/07/10 16:26 JST更新]
http://www.viet-kabu.com/news/hochiminh/140710035253.html
携帯端末・パソコン販売大手で、オンライン販売サイト<thegioididong.com>を
運営しているテーゾイジードン投資株式会社(Mobile World=MWG)が、
年初5か月の業績を発表した。詳細は以下の通り。
項目 |
年初5か月 |
年間計画達成率 |
前年同期比 |
売上高 |
5兆8040億ドン(約280億円) |
118.4% |
+66.1%増 |
売上総利益 |
8828億9300万ドン(約42億5000万円) |
120.8% |
+74.7%増 |
税引後利益 |
2637億8900万ドン(約12億7000万円) |
170.9% |
+351.1%増 |
2014年の連結業績見通しでは、売上高が前年比+37%増の13兆0210億ドン
(約630億円)、税引後利益が同+68.3%増の4350億ドン(約21億円)となっている。
なお、ホーチミン証券取引所(HOSE)の発表によると、MWGは7月14日にHOSEへ上場する。
上場株式数は6272万株で、取引基準株価は1株6万8000ドン(約327 円)。
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03. 噂のうわさ話 |
※くれぐれもお取り扱いにご注意ください!!
現地投資家は何を考え、何に基づいて投資をするのか?
いろいろと推察しながら、しかし、あくまでも「噂として」お楽しみください。
※こちらの記事はグローバルリンクアドバイザーズ株式会社が、
毎週有料会員向けに配信しているメールマガジン「ベトナム株通信」の
過去記事をご提供いただいたものから「ベトナム株情報」が独自に選んだ、
おもしろい噂を組み合わせて掲載しています。
●グローバルリンクアドバイザーズ株式会社については、こちらをご覧下さい。
http://www.gladv.co.jp/members/vietnam/index.html
●「ベトナム株通信」については、こちらをご覧下さ い。
http://www.viet-kabu.com/magazine/ad/global/index.php
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ベトナム現地投資家のうわさ話・フンブオン水産[HVG]・の巻!
(2014年07月09日 発行ベトナム株通信 第2298号)
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■■■フンブオン水産[HVG]■■■
HVGは第三者割当による戦略的パートナーへの新株発行による資金調達が
不成功に終わったことを発表した。同社は最大2000万株の新株発行を
登録していたが、取引は成立しなかった。
同社は昨年12月初旬に開催した臨時株主総会で、最大3000万株の
新株発行計画を提案し、承認されている。新株発行は2回に分け実施される予定で、
第1次(2013年12月25日~2014年6月30日)で最大2000万株、
第2次(2014年12月31日まで)で最大1000万株を発行。
発行価格は1株2万8000ドン(約135円)以上としていた。
2014年連結業績見通しは、売上高が前年比+25%増の14兆ドン(約670億円)、
税引前利益が同2.4倍の7000億ドン(約33億7000万円)。配当は額面比30%で、
このうち現金配当が10%、株式配当が20%となっている。
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04. サイゴン・街角風景 |
毎週、スタッフの持ち回りでお届けする「サイゴン・街角風景」、
今週はJOが、ホーチミン一のノッポビル「ビテクスコ・フィナンシャルタワー」を紹介します。
週末に日本から友人が来たのですが、その友人が5年前に初めて来た時と比べ、
現在のホーチミンの発展ぶりに驚いていました。やはり、一番目についたのが当時まだなかった
この68階建てのビル。一度登ってホーチミンを見渡してみようということになり、
49階にある展望台に登ってみました。
入り口はビルのメインエントランスとは別のところにあり、入場料は20万ドン
(約1000円・子供は13万ドン=約650円))、「えっ?エレベーターで上に行くだけで20万ドン?」と
思わず心のなかで叫んでしまうほど、ベトナムの物価からすると「ボッタクリ」の部類に入りますが、
払わないことには登れません。受付でチケットを購入し、
高速エレベーターでものの30秒かからずで49階へ到着です。
おっ~、見晴らし最高!、360度ホーチミン市を超えて隣接している省までみえるのではないでしょうか。
古くから住宅街となった市の北西方向には、何万軒ものマッチ箱型の住宅が、箱庭のごとく見渡す限り地面に
敷き詰められて白っぽく輝き、その向こうにあるジャングルか森林かと
思われるグリーンベルト地帯まで延々と続いていました。
この「ビテクスコ・フィナンシャルタワー」は約220億円を投じて、地場投資会社ビテクスコ社が
3年間をかけて建設したもので、高さは265.5メートル、ホーチミン市内の最高層ビルです。
ビルの外観は蓮の蕾をモチーフとしているそうです。ホーチミン観光スポットの1つとして、
一度、上から街をぐるっと見渡してみてはいかがでしょうか。
(photo by Jo)
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今回は、ここまでです。
最後まで、お読みいただきましてありがとうございます。
今後とも、「ベ トナム株情報」をよろしくお願いいたします。
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